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会話のネタに今すぐ使える身近な商品パッケージやロゴにまつわる雑学トリビア

続 これ、誰がデザインしたの? クリエイティブ
この記事は約3分で読めます。

「続 これ、誰がデザインしたの?」(渡部千春・著)を読みました。

この本は、美術出版社の雑誌『デザインの現場』に2004年10月号から2008年4月号まで連載された「続 これ、誰がデザインしたの?」をまとめたものです。

ちなみに「続」がつかない「これ、誰がデザインしたの?」は、2000年4月から2004年8月まで同誌に連載。この連載もまた、まとめたものが同名で出版されています。「続」から手にとったのは、たまたま図書館で見つけたからです。

「これ、誰がデザインしたの?」シリーズは、デザインジャーナリストの渡部千春さんが、身近な商品パッケージやロゴマークにまつわる疑問を、制作者やデザイン担当の人に聞いてみるという企画です。

「続~」に採り上げられている商品パッケージやロゴは、グリコのポッキー、サントリーのウーロン茶、トンボのMONO消しゴム、ヤマトのアラビックヤマト、大塚製薬のポカリスエットやカロリーメイト、アサヒのスーパードライなどなど。

発売当初からの完成されたデザインが、現在までほとんどイメージを変えずに踏襲されているものがほとんどで、普遍的なデザインとはどんなものかを探るためのいいヒントとなりそうです。

他にも、カルビーとカゴメのロゴ、ティッシュペーパーのスコッティの箱のデザインは全て同じデザイナーさんによるものだとか、永谷園のお茶漬け海苔のパッケージは、歌舞伎好きの創業者(デザインは素人)が一気に描き上げたものだとか、思わず人に話したくなるネタが満載。

デザインを学ぶ人にも、そうじゃない人にもおススメの一冊です。

そうそう、余談ですが、この「続 これ、誰がデザインしたの?」は、私が利用している図書館では、「マーケティング」の棚に分類されていました。

いつも利用している図書館のデザイン・色彩のコーナーに、どうも商品色彩関連の書籍が少ないなあと思っていたところ、昨日、たまたまマーケティングのコーナーをのぞいてみたら、商業デザインの本が複数。その中の一冊がこれだったわけです。

ちなみに、他には高坂美紀さんの『売れる色・売れるデザイン』や、視覚マーケティングのウジトモコさんの本などがありました。

最寄りの図書館のデザイン・色彩のコーナーに、商売っ気のある書籍が少ないという方は、ぜひマーケティングのコーナーを覗いてみてください。

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続・これ、誰がデザインしたの?

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