文系・非IT系・中高年(当時47歳)ですが、ITパスポート試験に合格しました。
この記事は、学習に使用した参考書と問題集を紹介しています。2018年の合格当時に書いたものを加筆訂正しました。
各テキストの版が平成30年度版と古いですが、最新版に読み替えてご参考いただければ幸いです!
使った参考書と問題集は3冊
使った参考書と問題集は、
『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成30年度』
『かんたん合格 ITパスポート過去問題集 平成30年度 春期』
『ITパスポート試験 直前対策 1週間完全プログラム シラバスVer3.0準拠』
の3冊です。
キタミ式で基本知識を習得し、
「かんたん合格 ITパスポート過去問題集」を繰り返し読んだり解いたりし、
コンパクトな『ITパスポート試験 直前対策 1週間完全プログラム』で最終チェックをするという流れでした(リンク切れしていたので、差し替えました。当時使用したのはVer3.0準拠版です)。
キタミ式には、ITパスポート試験対策用もありますが、私が基本情報技術者対策用を使ったのは、当初は基本情報技術者から始めるつもりだったからです。
ITパスポート試験に乗り換えたのは、基本情報は2進数の引き算あたりで挫折し(とても早い)先が見えなくなったため。
乗り換えの際に、書店でキタミ式のITパスポート版をパラパラ見たのですが、ほとんど内容が被っているようでしたので、そのまま基本情報のを使うことにしました。
学習の中心は過去問集
もっとも、ITパスポート狙いに切り替えてからは、学習の中心となったのは、『かんたん合格 ITパスポート過去問題集』です。解説が詳しいので、参考書代わりにもなりました。
この問題集は、次のような構成になっています。
- 計算問題必修テクニック
- 実力診断テスト
- よく出る問題(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の分野別)
- 過去問(平成29年度春と秋の2回分)
「実力診断テスト」は、
自社の現状と経営環境を、強み、弱み、機会、脅威の4つの要素から分析する手法を( )という
(かんたん合格 ITパスポート過去問題集 平成30年度 春期』p.13より引用 ちなみに答えは「SWOT分析」)
という感じの簡単な穴埋め問題で、全70問あるのですが、これが最初は半分も解けず。当然、過去問を改変した「よく出る問題」や、過去問が解けるわけがありません。
で、こういう時はどうするかと言うと、もう、最初から答えを見てしまうことです。答えを見て、正解肢にマルをしながら読み、解説にはざっと目を通す。当初はとにかく1周するということを目標にし、その後、何周かしながら解説を読み込んでいきます。
「そんなことしたら後で力試しできないではないですか」と思われるかもしれません。
しかし力試しなら、公式サイトから過去問をダウンロードして解けばよろし。10年分、それぞれ秋冬2回で20回分の過去問をダウンロードして、本番と同じCBT形式の試験を疑似体験することができます。
そもそもITパスポート試験は、パソコンで受験するCBT試験。なので、紙の問題集の問題を後生大事にとっておいても、直前の模試代わりにはならないんですよね。
ということで、私は問題集に遠慮なくゴリゴリ書きこんでいくことにしました。正答にマルをするだけではなく、キーワードをマーカーで塗ったり、補足を書きこんだり。最終的にはこんな感じになりました。
『1週間完全プログラム』を試験の約10日前に投入
3冊目の『1週間完全プログラム』は、試験の約10日前に投入。過去集1冊の勉強では漏れがあるかもしれないと不安になったので、利用することにしました。再掲します。新書ぐらいのコンパクトな本です。
結論から言うと、買ってよかったですね。問題集を見る限り、大して重要だと思われなかったところがこちらでは強調されていて、それが試験に出たりとか。穴をなくすために役立ったと思います。
こちらにもゴリゴリ書き込み。試験直前には、索引を利用して「PPM」「BPR」などのまぎらわしい略語を確認しました。
ということで、まとめますと、私がITパスポートを受験するにあたって使用したテキスト類は3冊。
『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』
『かんたん合格 ITパスポート過去問題集』
『ITパスポート試験 直前対策 1週間完全プログラム』
です。
約2ヵ月の学習期間のうち、前半はキタミ式、後半は過去問集と『1週間完全プログラム』を併用しました。
私と同じく、文系・非IT系の皆さんがITパスポートにチャレンジする際の参考になりましたら幸いです。