カラーコーディネーター1級合格後の目標は、色彩検定です。まずは6月に2級を受験します。
1月22日の記事「システムの詳細は謎なれど、色彩検定の過去問はパックで買うのが断然お得!」に書きましたとおり、Amazonで『色彩検定過去問題集(’05’06’07)3冊パック限定版』と『色彩検定過去問題集(’09’10)2冊パック限定版』を購入しました。
到着時の模様はこちら。5冊分とあって、けっこうなボリュームです。思わず体重計で量ってしまいました。2kgほどありました。重さは関係ないだろと思いつつも、これで3,500円とは何やらお得感があります。
さっそく中身を取り出してみました。
2008年の問題集がないのは、既に完売してしまっているからです。
と、ここで思い出したのは、色彩検定って、2009年にテキストが改訂されたんだったなあという話。なので、2005~2007年の過去問は、改訂前テキストに準拠しているものとして臨む必要があるということです。いや、もしかしたら、2009年もそうかもしれません。
ということで、過去問に取り組む以前に、テキストの改訂箇所を押さえておくことにしました。現行のテキストに準拠した問題が出題されるようになったのは、いつからなのか?
確認のためにまず訪れたのは、「色彩検定ONLINE」さん。独学で2008年夏季試験(6月実施)で2級、同年の冬季試験(1次は11月、2次は12月実施)で1級に合格した管理人さんが運営なさっているサイトです。
検定試験の概要、受験の必須アイテム、体験談など、きめ細やかに色彩検定関連の情報を発信されている印象だったので、こちらならテキスト改訂についても詳しく解説されているだろうと。見に行ってみたところ、期待通り。05年度改訂版と09年度改訂版(最新版)の違いについて、とても分かりやすく解説してくれている記事がありました。
テキストの改訂について2|色彩検定ONLINE
※記事作成当時はhttp://shikisaikentei.konjiki.jp/data/data_g/g004_txtkaitei2.htmlで公開
上記の記事によると、2009年のテキスト改訂で、NCS、XYZ表色系、色覚説、混色、心理評価方法など、私がカラコ検定で苦手としていた理系っぽい項目がごっそり2級から1級に移動した模様。
そして、検定試験とテキストの関係は
「2.3級は2009年夏季、1級は2009年冬季までこの(改訂前)テキストでも対応可能」
とのこと。ということで、2009年夏季以前の過去問については、改訂によって削除されたところをすっ飛ばしつつ取り組むことにいたします。
新たに追加になった項目もいくつかありますが、私が要注意だと思ったのはマンセル表色系。カラーコーディネーター検定では、色見本を見てマンセル値を答えるという問題は出ませんので、このへん非常に弱いです。過去問には2009年冬季以降しか登場しないわけですし、これは特別に対策をほどこす必要があるかもしれません。
ところで、今回届いた問題集ですが、梱包を開けたら、中にユーキャンの資料請求パンフレットが入っており、掲載されている講座の一覧を見ると「カラーコーディネート」という講座がありました。
もしや、これは問題集を買って独学で勉強しようとしたものの、不安になってきた人を囲い込む作戦なのか?
しかし、ユーキャンの公式サイトで詳細を調べてみたところ、ユーキャンの講座「カラーコーディネート」が対応している資格は、色彩検定ではなく、そして東商のカラーコーディネーター検定試験でもなく、「パーソナルカラリスト検定」でした。
ユーキャンって、色彩検定の講座を開設しているイメージがあったのですが、そうではなかったんですね。講座も併用しようとお考えの方は、くれぐれもご注意ください。