バンダイの大人女子向けショップ「オトナ女子美日和(びより)」が、6月24日、東京駅にオープン。セーラームーンなどのキャラクターの大人の女性向け商品約200点を取り扱うという。7月1日付の日経MJが、4月から6月にかけて六本木で開催された「美少女戦士セーラームーン」展の盛況ぶりなどと共に取り上げていた。
【1日付 MJから】セーラームーンは働くワタシの味方。いろんなアニメの戦う主人公を自分に重ね、グッズ購入などに走る女性が増えているようです。六本木のイベントは30万人集客。バンタイは東京駅に大人向け専門店も。発創力面(3面)です。 pic.twitter.com/yAegCgjUuC
— 日経MJ (@nikkeimj) 2016年7月1日
MJ記事は「戦うキャラの姿 まるで職場の私」という見出し付きなのだが、働くアラサー女性の心の中に美少女戦士がいるとは意外だった。見た目を例えるなら、モビルスーツに近づいてる人が多い気がするんだが。
ちなみに、エーザイは「職場で戦う、美少女戦士たちへ カラダとキレイにパワーチャージ」として、「チョコラBBジョマ」のキャンペーンにセーラームーンを起用している。
ところで、バンダイの大人の女性向けショップ「オトナ女子美日和」の商品の一例はこちら。オリジナルのハンドクリームとリップバームが人気のようだ。
【ショップ限定☆】
長女のみやびです。 先週、東京駅一番街にオープンした「オトナ女子美日和」ショップのイチオシ商品、全41種類の絵柄で展開するハンドクリーム&リップバームをご紹介! https://t.co/OlJn5XAukE pic.twitter.com/9QnSAm0h96— オトナ女子美日和 (@biyory_jp) 2016年7月1日
2016年7月3日現在、取扱いのあるキャラクターは以下の通り。大人女子美日和公式サイト「item」のページの左サイドリストより引用。
美少女戦士セーラームーン、魔法の天使 クリィミーマミ、カピバラさん、KUMATAN、ベルサイユのばら、うる星やつら、ムーミン、おジャ魔女どれみ、くまのがっこう、おじぱん、ひみつのアッコちゃん、カードキャプターさくら、たまごっち、魔法のプリンセス ミンキーモモ、ご近所物語、ぐでたま、姫ちゃんのリボン、ハローキティ、天使なんかじゃない、怪盗セイント・テール、ママレード・ボーイ、美少女戦士セーラームーンCrystal、ディズニー、ベイマックス、いぬぱん、夢のクレヨン王国、ミルキー、魔法騎士レイアース、カナヘイ、おねがいチャクラ、ねこあつめ、ディズニーツムツム、プチラスカル、アニコラ、あらいぐまラスカル
知らないものがほとんどだが、1970年生まれにも分かるものがあってホッとする。私が特に好き、もしくは好きだったのは「ムーミン」「ベルサイユのばら」「うる星やつら」「あらいぐまラスカル」ぐらいだろうか。
「ラムちゃんのような目ヂカラ」のアイライナー。製品本体にはキャラは付いていないが、稲妻と星をあしらった80年代っぽいデザインで、ちゃんと「うる星」っぽさが出てるところがいい。いやーすっかり忘れてたけど、「うる星やつら」は大好きだったんだ、中学生当時。本やグッズを集めまくってたし、主要キャラの絵は、何も見ないでだいたい描けた。ラムちゃんにはなり損ねたが。
セーラームーングッズには、「クリスタルスターコンパクト」をモチーフにしたフェイスパウダーなどがある。私はセーラームーン世代ではないが、好きな作品に登場するアイテムを模したグッズが身近にあると、気分があがるというのはよく分かる。
例えば、ガンダムで言うと、マクベの壺なんかはいずれ手に入れたいアイテムだ。
そうそう、「オトナ女子美日和」はバンダイのショップなのに、なんでガンダムがないんだろう。ハロとかザクのモノアイなんかは、ハンドクリームやコンパクトにアレンジしやすそうなんだが。
あと、最近のバンダイといえば「妖怪ウォッチ」なんだけど、これもないのが残念。ウォッチ風のデザインのコンパクトや腕時計を身に付けてると、例えば上司がうるさいのも同僚の体臭もみんな妖怪のせいなのねそうなのねってことで、心穏やかに過ごせるのではないだろうか。
職場で戦う女子の強い味方になると思うので、大人アレンジの妖怪ウォッチ、ぜひ開発を検討してもらいたい。だめかしら。