「はじける!ジバニャンのチョコボー期間限定プレミアム」という菓子を買ったので、今日はそれについて。妖怪ウォッチの「ジバニャンのチョコボー」のハロウィン限定商品で、1本150円。レギュラーのチョコボーより50円高い。チョコレートが欲しくなったら、ますブラックサンダーの購入を考える人間としては、高級菓子である。
購入したのは、半月ほど前であるが、写真を撮る時間があり、かつおいしく食べられるほどお腹が減っているというタイミングがなかなかなかったので、このタイミングのレポートとなった。レギュラーのチョコボーはたまに食べるけど、結構ボリュームあるんだよな。
パッケージのハロウィン仕様のジバニャンがかわいい。魔女帽をかぶったうえに、ジャックオランタンを胴体に着用している。このやり過ぎ感がなんとも。あ、表面に水滴が付いてるのは、直前まで冷凍庫に入ってたから。チョコボーは溶けやすい。妖怪ウォッチのアニメでは、ジバニャンは腹巻の中にチョコボーを収容しているが、現実にはとんでもない話である。
さて、デザインの他に定番のチョコボーと異なるのは、「はじける!」の部分だ。パッケージ裏面によると、「パチパチキャンディー入り!※刺激が苦手な方はご注意ください」とのこと。
パチパチキャンディーと言えば、昭和生まれにとっては「ドンパッチ」である。
食べると口の中でプチプチ弾ける粒状のキャンディーで、当時、食べ過ぎた小学生が内蔵破裂で死んだという都市伝説もあった菓子だ。あながち嘘ではないのかも?と皆が恐怖したのは、痛みを伴う刺激は確かにあったからではないだろうか。ちなみに私は、「いま鼓膜やぶれたー!?」ぐらいの衝撃を感じたことがある。
ということで、パチパチキャンディー入りの「はじける!ジバニャンのチョコボー期間限定プレミアム」も、心して食べることにした。しかし…。
一口食べた段階では、何も起こらない。二口め、そういえば、耳の前あたりにちょっとしたざわつきを覚えるような気がするが、「はじける!」菓子だと言われていなければ、気付かなかったかもしれない。
がっかりしつつ、残りを一気に食べた後に、ドンパッチの小粒を食べた時レベルのシュワシュワ感はあったので、全く刺激がないわけではないようだ。しかし、あの痛みを伴うほどの炸裂感が欲しい人、イタズラとして他人に食べさせたい人には、不十分だろうという印象。小さい子ならびっくりしてくれるかもしれない、というレベル。うーん、これじゃハロウィンは盛り上がらんで。
そうそう、小さい子といえば、私がこのチョコボープレミアムを近所のニッショーで手にとったとき、幼稚園ぐらいの男児がそばにいて、棚をじーっと見ていた。
その後私はレジに向かったのだが、会計待ちをしていた場所からお菓子売り場が見えたので、様子を伺っていたところ、男児は、お母さんと合流し、チョコボープレミアム購入のプレゼンを始めた。語尾は「だニャン」だった。できる。
お母さんは何だかしぶっているようだったが、果たして彼はチョコボープレミアムを入手できたのだろうか。手に入れられたとして、パチパチ体験が彼の期待に沿うものであったことを祈る。