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「話のわかる右翼」登場!古谷経衡氏のれいわ新選組代表戦出馬に心躍るこれだけの理由

話のわかる右翼 時事
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いや仰天しましたね。そして面白くなってきました。

何かっていいますと、保守系の論客として知られる作家・評論家の古谷経衡(ふるや つねひら)氏が、国政政党「れいわ新選組」の代表選に立候補した件です。

れいわ新選組は結党から3年。現参議院議員の山本太郎氏が代表をつとめています。当初の公約通り新しい代表を選ぶ選挙を行うことになり、12月8日に候補者が発表されました。

候補者を発表する会見の動画です。12分あたりから候補者のみなさんが登場します。

古谷氏は、また国会や地方議会の議員ではありませんが、れいわ所属の参議院議員・舩後(ふなご)靖彦氏の推薦を受けて出馬したと。

会見で古谷氏は、今、希望が持てる政党はれいわ新選組だが、同党は「左派ポピュリズム政党等々の不当な評価」を受けている、その支持層を「中道保守」にまで拡大したいと立候補の理由を説明しました。

しかしながら、れいわ新選組は左派ポピュリズム政党等々の不当な評価を世の中から受けていることもまた事実なんです。私の政治姿勢は保守であります。保守というのは、当然、人々の生活や暮らし、あるいは伝統、こういったものを守って、より良い社会に発展していこうと、これが保守の姿勢なわけですが、今、世の中で保守とか愛国とか名乗ってる人たちのなんと胡散臭いことか。
【動画&文字起こし全文】れいわ新選組 代表選挙告示 記者会見 山本太郎候補、大石あきこ・くしぶち万里候補、古谷経衡候補(12月8日 都内) | れいわ新選組

れいわが「左派ポピュリズム政党」なのか、だとしてその評価が「不当」なのかはよく分かりません。

そして古谷氏のいう「伝統」がどんなものかも慎重に見る必要があるかとは思いますが、「世の中で保守とか愛国とか名乗ってる人たちのなんと胡散臭いことか」という意見には全面的に同意です。

これまでの私の浅い認識ですと、「右翼」は全体主義、経団連重視、弱者軽視、中韓ぎらいで、敵をつぶすためだったら問題のありそうな宗教団体と手を組むことも厭わない人々という印象でした。控えめに言って、共通の言語がないなあという感想。

ところが、「話のわかる右翼」をスローガンに掲げる古谷氏が、弱者の味方というイメージのあるれいわ新選組の代表になろうというのですからこれは面白いなあと。

そしてこの機会に、巷で「極右」「ネトウヨ」「右翼」「保守」「左翼」「極左」「パヨク」に分類されている政治家や論客がそれぞれどんな人で何を言っているのか、偏見のない目で見てみたいなあと思った次第です。

カテゴリーに引っぱられて良いことを言っている人を無視する、もしくは実はろくでもないことをたくらんでいる人を見逃す、なんてことがあってはよくないですからね。

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