先日の記事「無料マインドマップ作成ソフト「FreeMind」を使ったPCCSの覚え方」では、PCCS色相のマインドマップなる図表を公開しました。「PCCS」と描かれた円から、赤、だいだい、黄、緑など基本的な10色相を示した線が延び、その先にRやpRなどの色相記号と色相番号が描かれた図です。
ここであらためてマインドマップとは何かといいますと、トニー・ブザン(Tony Buzan)さんという方が提唱した思考・発想法の一つです。
マインドマップは、表現したい概念のキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていくというもの。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるのに役立つとされています。
ただ、トニー・ブザンさんが示すマインドマップ12のルール (Wikipedia) によると、イメージを使用してないもの、創造的ではないものはマインドマップではないということになり、絵心のない人にはとてもハードルが高い。
「マインドマップ」で画像検索してみました。
皆さん、とてもグラフィカルです。しかも、色とりどりのサインペンなど消せない筆記具で描いているようです。修正し放題のPC上でしか、まともにイラストが描けない私には無理な相談です。
公認のマインドマップ作成ソフトもありますが、難しそうです。
なので、キーワードを自由に出してつなげていくというマインドマップの手法はよさそうだなあと思いつつも、自分には無理だとあきらめかけていました。
しかし、そんな私に強い味方が現れました。「マインドマップを学んだのに身につかなかった人」の集まりである「FreeMind使おう会」です。
「FreeMind」とは、「メールが書ける程度のスキルで」使えるという無料のマインドマップ作成ソフトです。さっそく試してみたところ、これが実にシンプル!ワードより軽くて使いやすいぐらいで。何度か試みて挫折していた色彩検定2級出題範囲の慣用色名の分類も、サクッとこの通り。
これはいいツールを手に入れました。11・12月受験予定の色彩検定1級は、最初からFreeMindを活用して勉強しようと思います。