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対策どうする?英検1級リスニングPart4インタビュー問題のラスボス感

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2016年2回の英検1級リスニングPart4のインタビュー問題を今日初めてチェックしたときの感想。どうやって対策するんだこんなの、という衝撃がつづられている記事です。


2016年2回のリスニングのPart3と4のディクテーションをやってみた。Part3はわりと楽勝だったが、Part4の聴き取れなさが尋常ではなかった。

まず、Part3は、TOEIC(LR)のPart4の図表問題に近い。

異なるのは、メッセージの受け手になりきって音声を聴くこと。問題用紙に、あなたはこんな人で、いつ時間が空いていて、予算はいくらですよ、等々の「Situation」が30~40語程度で示されているので、それを読んで、カルチャーセンターとか不動産屋さんとか旅行会社の人からのメッセージという設定の音声を聴き、選択肢から解答を選ぶ。

計5問あるが、英文の難度は高くなく、発音もクリア。準1級にも同様の問題があるが、あまり変わらない印象。

一方、なんじゃこりゃ、のPart4。インタビュー形式で、ホストがゲストをスタジオに招き、いくつかの質問をするという設定なのだが、このゲストが、実在の人物。

例えば、2016年2回は、英国出身のRobert Williams氏。東北復興支援や、日本の子どもたちのためにチャリティのサイクリングイベントを開催したりしている人だ。

関連記事発見。
Tokyo Brits gear up for three-day charity cycle ride to Fukushima

Ten Brits, 10 Bikes, 300 km, 3 days . . . !” — a group of British expats living in Tokyo will saddle up for a charity cycle ride this month to the disaster-stricken city of Minamisoma, Fukushima Prefecture, in the sort of fundraising drive that is common back home.

“People (in Japan) will say: ‘Why are you cycling? I’ll give you the money anyway,’ ” Robert Williams, 47, who launched Tokyo Brits earlier this year, said. “In Britain, people will give you the money only if you are going to do it. Some won’t even give it to you until you’ve done it! It’s just a different way of thinking.”

英検のリスニングPart4のインタビューでは、最近の様子や、日本とイギリスのチャリティへの姿勢の違い、日本の劣悪な自転車道事情が語られていて、興味深かった。

しかし、問題は、あれだ。そういった内容は、スクリプトを確認して初めて理解することができたということだ。Williams氏は、プロのナレーターとかではなく、発声に関しては普通の人っぽい。

しかも原稿とかはないのだろう。言いよどんだり、途中で言い換えたり、急に会話文が挿入されたり。そんなもんで、さっぱり聴き取れなかったのである。

英検1級の試験内容

そういえば、先行して1級の勉強を始めていた亭主が、「リスニングPart4はインタビューで、これがけっこう手ごわいみたい」なことを言ってたっけ、ということを今になって思い出し。その頃、私は英検準1級の面接で心が折れており、1級なんか到底無理だと思っていたので、他人事だったようだ。

そこであらためて亭主にインタビュー問題の対策を聞いてみたところ、今のところ攻略法は見出しておらず、とりあえず隙間時間などに、手に入る限りの過去問の音声を聴いていると言う。ディクテーションは時間がかかりすぎるのでやっていないらしい。

さて、私はどうするか。そもそも英検1級チャレンジするのかしないのかというところに話が戻ってしまいそうだ。

2016年2回がリスニング問題Part4の標準なら難しそう。しかし、他の年度もチェックしてみたところ、格段に聞き取りやすい回もあったりする。年度によってばらつきがあるのだろうか。悩む。

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