ほぼ日書評チャレンジ中

このページにはプロモーションが含まれています。

eco検定受験対策セミナー(2017年5月27日、大阪会場)の感想

eco検定受験対策セミナー会場 eco検定
この記事は約4分で読めます。

5月27日に、大阪南港のATCで開催された「eco検定受験対策セミナー」に行ってきたので、そのお役立ち度や感想などを書きます。

このセミナーは、eco検定の実施者である東京商工会議所サイトのeco検定(環境社会検定試験) | セミナー情報にて告知されていた講習会です。

eco検定セミナーチラシ

前提として、私は3月末に受験を決意し、公式テキストと過去問集を購入済み。問題集を眺めて傾向をチェックし、出題箇所をテキストから探してマークする、というところまで学習が進んでいます(そしてそこで止まっています)。

そんな私のeco検定受験対策セミナーのざっくりとした感想は、

  • 講義はチラシを見て期待していた内容ではなくがっかり
  • 配布されたオリジナルテキストは、参加費(一般1,500円)からするとお得感あり

というものでした。

睡眠不足と往復3時間強の移動という個人的な事情もあり(理不尽ですが)、正直セミナー途中で「テキストは入手したしもう帰ろうかな」と思った瞬間もありました

しかし、何とか休憩込みで5時間という長丁場を乗り切ることに成功。直後は、いろいろモヤモヤしていたのですが、だんだん冷静になってきたので、セミナーの内容や当日の会場の様子などを書くことにした次第です。

当日の会場のようす、参加人数や年齢層は?

セミナー会場の「おおさかATCグリーンエコプラザ」がある大阪南港ATC。最寄りの南港ポートタウン線ニュートラム「トレードセンター前」駅から直通です。

大阪南港ATC

ちなみに駅名の由来は、大阪府咲洲庁舎の旧名「大阪ワールドトレードセンタービルディング(略称WTC)」。旧WTCは、ATCからは、ニュートラムをはさんで反対側です。

大阪府咲洲庁舎

会場は、ATC11階のおおさかATCグリーンエコプラザ。

eco検定受験対策セミナー会場

定員は、チラシ等によると30人とのことでしたが、セミナールームにはおそらく40席以上が用意されており、それがほぼ埋まっていました。

わりとマイナーな検定という認識があったので、ひょっとしてスカスカかもしれないと危惧していたのですが、これにはちょっと驚き。ちなみに、参加者の男女比は半々ぐらいで、年齢は40代以上が多いという印象でした。

5月27日の大阪eco検定対策セミナーで不満だった点

さて、ここからはセミナー自体の感想に移りたいのですが、まずがっかりポイントについて。告知されていたセミナーの内容は、チラシによると以下のようなものでした。

出題ポイント&受験のコツをおさえて一発合格を目指そう!
・提言~条約~議定書 環境への取り組みにはパターンがある!
・解答の鍵を探せ 鍵が見つかれば答えを導き出せる!
・徹底した問題分析 過去問題1000問分析!上位300問でヒット率9割!

講師:梶川 遥奈 (特定非営利活動法人 エコ・リーグ関西事業部)
   近藤 大介 (特定非営利活動法人 エコ・リーグ関西事業部 OB)
   下司 聖作 (株式会社 ノーリツ)

eco検定受験対策セミナー(2017年5月27日 おおさかATCグリーンエコプラザ)のチラシPDFより

これを見て、eco検定受験のコツが効率よく得られそうだと思い参加したのですが、その点は期待外れでした。

3名の講師のみなさんは、基本的に当日配布の「オリジナルテキスト」(検定公式テキストの抜粋で、講師の下司氏が所属するノーリツさんの研修資料と同じものらしい)を読み上げるだけで、チラシで言われているところの「パターン」「鍵」は、ほとんど印象に残らず。

むしろ「協力」として名を連ねるNPO法人のPRと、段取り不足ばかりが目についたような印象が…。ちなみに、時間が押して、後半はかなり巻き気味の進行だったにもかかわらず、終了は定刻を20分オーバーした15時20分でした。

まあ、強制的に公式テキストの全体をざっと眺める機会が得られたという点では、よかったのかな…としか言いようがない感じです。

あと、天気がよかったのも幸いでした。下の画像は、昼の休憩時間(45分)に、海側に出て眺めた景色です。ATCは、大阪市住まいだった時分にはよく遊びにきたものですが、兵庫県の寒村に引っ込んで以来、すっかりご無沙汰でした。懐かしい。

ATC大阪南港

オリジナル過去問題分析表は役に立ちそう

とは言え、1,500円返して!と言いたくならなかったのは、「過去問分析表」という貴重な資料が得られたから。重要キーワードを、過去6回の検定問題の出題回数の多い順に並べたもので、750ワードが収録されているというものです。

ざっと見る限り、これで、公式問題集収録の過去問(直近3回分、第19~21回)&模擬問題(2回分)の分析ではカバーしきれていないポイントが分かりそう。そういったポイントは、勘に頼って選択するしかないと考えていたのですが、いまいち不安だったのでありがたいです。

ちなみに、上位300ワードを覚えると「ヒット率約8割」との話。eco検定の合格基準は70/100点満点なので、とりあえず合格狙いなら、この分析表から300ワードを覚えればOKということになりそうです。

学習への取り入れ方ですが、この過去問分析表と公式テキストを照らし合わせて、頻出箇所をテキストに集約しようかと思ってます。7月23日の検定まで2ヵ月を切ったことだし、そろそろ本気で勉強しないと。

タイトルとURLをコピーしました