4月22日付の日経MJトレンド面の特集「今どき物々交換」。ネタにするものかどうか迷っていたが、MJが紙面の写真付きでツイートするようになって、紹介しやすくなったので取り上げることにする。やっぱり画像があるのとないのとでは大違いだよな。
【22日付 MJから】今どきの物々交換は工夫とワクワク感に満ちています。服には持ち主の思い出を書いたタグをつけ、雑貨をポケット式のシートに小分けして贈り合う。不要な品が生き返る様子をのぞいてみました。トレンド面(16面)です。 pic.twitter.com/9Xh7zxMN19
— 日経MJ (@nikkeimj) 2016年4月22日
「物々交換」として紹介されていたのは、
エクスチェンジ
ポケットレター
コスメスワップ
の3つ。以下、順番に紹介する。
エクスチェンジ
エクスチェンジは、無料のファッション交換会。
xChangeは、好きな時間に来て楽しめるフリースタイルの交換会です。ハンガーラックなどお店のようにレイアウトされた会場に持参したアイテムをご自分で素敵にディスプレイします。そして、既にディスプレイしてある他の方が出品されたアイテムから自由に選ぶことができます。これが参加しやすさのポイントです。
服としあわせのシェア xChangexChangeはファッションアイテムに特化したフリースタイルの物々交換会
おしゃれにディスプレイすること、その服にまつわるエピソードを記したカードを付けること、などのルールはあるようだが、もう着ない服を最低1点持ち込むだけで、気に入った服を1点またはそれ以上(会場によって持ち帰りできる数は異なるらしい)持ち帰れるというのは素晴らしい。
ただ、会場によっては持ち込みアイテムの状態や、持ち帰り点数のチェックがないところもあるようで、変なのがわいてないか、ちょっと心配になってしまう。
ポケットレター
ポケットレターとは、MJによると、「9つのポケットに分かれたバインダーのリフィルにシールやカード、小さなキーホルダーなどを彩りよく詰め合わせたもの」。自作のポケットレターを、インスタなどSNSで募集した相手と送りあう営みが、1年ほど前から流行っているらしい。
Sasakiさん【@hokohokko 】から✉️
ポケットレターの交換ということで、先に送ってくださいました!可愛い
わざわざ9ポケットもくださいました(TmT)ウゥゥ・・・
ありがとうございます♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ pic.twitter.com/jD1VMq134O— ドクロミオ (@hyskullove) 2016年4月19日
昨年、2015年8月には、すでにNAVERまとめが作成されている。知らなかったなー。
進化した素敵便♡インスタで話題の「ポケットレター」が素敵すぎる – NAVER まとめ
なお、ポケットレターの入れ物には、9ポケットのトレーディングカードホルダー(リフィルともシートとも呼ばれる)を使うのが一般的らしい。ちなみにこちらのエポック社のポケットシートは、12枚入りで353円(2016年4月23日現在)。
1ポケットは名刺サイズで、入るものなら何でもOK。雑誌やポスターの切り抜きなどを背景にし、お菓子や雑貨などを入れるのが一般的であるようだ。
コスメスワップ
若い女性の間で流行っている化粧品の交換のこと。予算やテーマを決めて、何点かコスメを購入し、詰め合わせにして贈りあうもので、MJの取材を受けた女子学生(19)によると「自分で選ぶよりもむしろ気に入る物に出合えることが多い」とのこと。
人気ユーチューバーが、友達から贈られた化粧品の箱を開封して紹介するのを見た女性が、真似をし始めたという。
うーむ、この動画とそれに付いたコメント、じわじわくるな。どうやら他のお友達からのプレゼントの開封時とテンションが違うらしい。
物々交換は難しい
で、思ったんだけど物々交換は難しいよね。
1番目に紹介したエクスチェンジに関しては、最悪、会場に気に入った服がなくても、自分の不要な服が罪悪感のない方法で処分でき、費用も発生しないので、不幸は起こらないと思う。
しかし、あとの2つはね……自分はベストを尽くしたのに、相手から届いたポケットレターやコスメ詰め合わせが残念クオリティだったら、人間関係壊れかねないよなー。誰かがそのへんの愚痴を垂れ流しているんじゃないかと思うので、暇があったら、そのへんの闇を探ってみたい。
ちなみに、私は物々交換に関して私にトラウマがあるので、どちらも無理だ。
というのは、小学校の頃、子供会のクリスマス会のプレゼント交換で、予算が300円だったので、私はよさげな文具をいくつか選んで買い、可愛くラッピングして出品したことがあった。
しかし、私の手元にやってきたのは、一応ラッピングしてあるチップスター1缶だった。もしかして、チップスターがすごく好きで「これが最高のプレゼントだ!」という人が出品者だったのかもしれないけど、ちょっと泣いた。