グリコが7月29日に発売したご当地キャラクタープリッツのひとつ、北海道の「キュンちゃん」バージョン(ほたて味)を衝動買いしてしまいました。
何この愛らしさ…豆しばさん以来の破壊力です。
パッケージに書かれた「キャラクタープリッツ公式ガイド」によると
キュンちゃんはエゾナキウサギ。小心者で泣き虫。おとなしい性格だけど、好奇心はとっても強い。エゾシカのかぶりものを身に付け、北海道の魅力を発見する旅をしています。
とのこと。ちなみに、エゾナキウサギとは、この記事のアイキャッチ画像のような生き物なのですが、なぜにエゾシカをかぶる!と萌えつつ、詳しい情報を得るべく、公式ページ「キュンちゃんの部屋」(当時http://www.visit-hokkaido.jp/t/kyuns_room/で公開)を見に行ったところ、次のことが分かりました。
- 見るもの・触れるものの気持ちを「キュン」と感動させることが、「キュンちゃん」という名前の由来
- エゾシカのかぶりものは、「小心者の自分を ちょっとだけ隠すため」の変装
- エゾシカの他に、道内ご当地かぶりもの8種類が存在する。例えば、ニセコ・小樽・札幌エリアは時計台、釧路はタンチョウヅル
この道内ご当地キュンちゃんがまたかわいいんですよ、また。それにしても、ご当地の中のさらにご当地キャラとは新しいのではないでしょうか。広くていろんな名産がある北海道ならではの展開ですね。今後、利尻昆布バージョン、十勝小豆バージョン、流氷バージョン、網走番外地バージョンなんかも見てみたいところです。
ということで、すっかりキュンちゃんにすっかり一目ぼれした私。フェイスブックページもあるということで、「いいね!」すべく、さっそく訪問しました。しかし。
お、おう。
日本語訳はついてるものの、何でしょう、このディスコミュニケーション感。絵柄やかぶりもののセンスを見るに、キュンちゃんをデザインした人は、おそらくこのような運用は想定していなかったと思われるのですが…だとしたら、何とも気の毒な話です。
かなり落胆したので、話題をご当地キャラクタープリッツのパッケージの配色に移しましょう。ベースの色は、慣用色名で言うと鬱金色(うこんいろ)に近い色。PCCSで言うと、dp8に近い色です。
で、耳や腕のラインはカーキでg8あたり、耳の内側はくすんだ黄色でd8。トーンオントーン配色ですね。そしてかぶりものはdk4~dkg6あたりの色で、全体として、類似系のまとまりのある配色と言えます。
中の袋は対照的な色相の紫。
中身のホタテ味プリッツは美味!かなり濃厚で、しょうゆ味→焼いたホタテを食べたときの磯の香りとほろ苦さ→ほのかな甘み、という複雑な変化を見せてくれます。9月までの限定商品なので、お見逃しなきよう。