毎年恒例の「今年の漢字®」。「今年一年の世相を漢字一字で表現する」という企画で、1995年から日本漢字能力検定協会が主催しているイベントですが、そのWeb応募締め切りが、12月5日に迫ってます。
【⚠️締切日前日⚠️】
いよいよ明日12月5日(月)が「#今年の漢字」のWeb応募締切日です🔥🔥🔥
今からでも間に合います!
まだの方は忘れずに😊https://t.co/qBqniSFXIO皆さまのご応募お待ちしております🙇#2022年#今年の漢字 #応募 pic.twitter.com/W4gTRkejb6
— 2022年「今年の漢字」 (@Kotoshinokanji) December 4, 2022
皆さん応募しましたか?私は先ほど、これ!と思う漢字に一票入れてきました。
結果の発表は12月12日。例年通り京都の清水寺で行われます。あの、位の高いお坊さんが毛筆で大きな文字を書き上げるというイベントです。
2021年の世相を1字で表す「今年の漢字」に「金」が決まり、京都の清水寺の森清範貫主が厳かに揮毫(きごう)しました。「金」が選ばれたのは4回目です=代表撮影#今年の漢字 #金 #清水寺https://t.co/OkwRZQ30kL pic.twitter.com/3ppSEWJ4TG
— 日経 写真映像ニュース (@nikkeiphoto) December 13, 2021
2021年の「今年の漢字」を振り返る
日本漢字能力検定協会のサイトでは、得票数の多かった漢字がトップ20まで公開されます。ここで昨年の漢字ランキングを振り返ってみましょう。
2021年の1位の「今年の漢字」は「金」でした。上で紹介したツイートで、お坊さんが書いてるやつです。
以下、2位から10位までは順番に
- 2位「輪」
- 3位「楽」
- 4位「変」
- 5位「新」
- 6位「翔」
- 7位「希」
- 8位「耐」
- 9位「家」
- 10位「病」
というのが、2021年「今年の漢字」の顔ぶれでした。
「金」「輪」は、オリンピック由来ですね。「金」はこれまでに4度の1位を獲得しています。2000年、2012年、2016年、2021年。いずれもオリンピックイヤーです。
4位「変」、5位「新」、8位「耐」、9位「家」、10位「病」は、主に新型コロナウィルスから連想された漢字ですね。なおこの年、主なコロナ関連の漢字では他に「禍」が13位、「密」が15位にランクインしました。
ちなみに、「密」は2020年の「今年の漢字」の1位。当時、私はこのサイトで「密」は「2021年にはランクインすらしない!」と予想してたんですが、見事に外れましたね。
2021年のランキングに戻ります。プラスのイメージがある漢字としては、3位「楽」、6位「翔」、7位「希」がランクインしていました。
「楽」「希」は、2021年はコロナ禍の生活に慣れて楽しいことも増えたし、ワクチン接種も始まって希望も見えてきたし、という理由で投票した人が多かったようですね。6位「翔」は、大谷翔平選手の名前由来です。
2022年の「今年の漢字」を予想してみよう
さて、ここまでが2021年の「今年の漢字」の振り返りですが、2022年はどのような漢字がランクインするのでしょうか。
2022年、印象に残っている事件は現在も進行中のロシアのウクライナ戦争、度重なる北朝鮮のミサイル発射、7月8日の安倍晋三元首相の銃撃事件。
そしてその後の国葬のすったもんだと、銃撃事件をきっかけに明るみに出た自民党と旧統一教会の関係です。
これらの世相から連想される漢字は、「戦」「露」「宇」「北」「弾」「暗」「葬」「宗」「統」「壺」というところですかね。
個人的に一押しの漢字は、旧統一教会がらみの団体や人物を指して使われた「壺」です。2022年を象徴する漢字はこれ以外に思いつきませんし、そういう方は結構いるのではないかと思います。
しかしまあ「壺」はネットスラングではありますので、ハガキや応募用紙での投票もありという「今年の漢字」という企画でどこまで健闘するか。12月12日の結果発表が楽しみです。