「山本太郎はカラーコーディネーター修行をしたことがあるらしい」
と亭主が言うので、一瞬わけがわからずポカンとしていると、たまたま借りてきたという一冊の本を見せられました。「母ちゃんごめん普通に生きられなくて」という本です。
この本は、雑誌『TVぴあ』の連載を一冊にまとめたものです。連載は、山本太郎さんが毎回いろんな職業体験をしてルポをするという企画。そのうちのひとつが「カラーコーディネーター」だったのでした。
収録されている職業の数を数えてみたら、50もありました。山本さんが俳優として本格的にブレイクする前の1995年から1998年頃の話です。
「カラーコーディネーター修行」のページを読んでみると、パーソナルカラリストの先生に弟子入りしたときの顛末が書かれてました。山本さんご自身が書いてるのですが、文面からいかにもやる気がなかったことが伝わってきます。
説明してくれる先生の様子を「ザマス調で延々説明」なんて描写してるし、お客様役の『TVぴあ』編集部員の女性に「冬の感じですとお客様、ショボく見えます」なんて言ってるし。最初は不真面目な!とあきれました。
でも、何でしょう、キャラというか人徳でしょうか。読んでるうちに、彼の言うようにパーソナルカラーをテーマにしたコントを作ったら面白そうだなと思えてきたり。
そういえば、山本さんは笑いを取るところから芸能界に入ってるんですよね。
最近(この記事のオリジナルを書いた2012年2月現在)は、実力派俳優&反原発活動家のイメージが強くて忘れてましたが、その昔「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のダンス甲子園のコーナーで披露していた、「メロリンQ」のパフォーマンスは衝撃でしたねえ。
2023年8月追記:国会議員になった現在はチラ見せです。ここから先は総理になってから!
ちなみに、上の動画のメロリンQのBGMは、HANOI ROCKSの「Malibu Beach Nightmare」ですが、最も有名なBGMは、Judas Priest(ジューダス・プリースト)の「Painkiller」です。
ええと、何でしたっけ。そうそう、山本太郎さんが雑誌の企画でカラーコーディネーター修行をしていた、という話でした。
最近は、鮮やかなピンクがテーマカラーのれいわ新選組の代表をつとめる山本さんですが、色の選定に、もしかしてカラー修行の経験が生きているのかもしれませんね。