ここ数年、春になるとダンガリーシャツを身につけた若い女子の姿をよく目にするような気がします。
LA Forever T-shirt+Shorts+Denim Shirt+Miu Miu clog sandals+LV -1by / …love Maegan
そういえば、私が若い女子だった20年ほど前にも、ダンガリーが流行ったことがありました。当時トレンディドラマの女王と呼ばれていたW浅野さんたちが、バブル路線からナチュラル路線に転向した頃でしょうか(若い人はお母さんに聞いてね)。
私自身はといえば、流行なんて興味ない!という顔をしてメタル/ハードロックを聴きつつ、しかしそろそろ「モテ」ということも考えねばなあと思っていた時期。
「デニム系だからロックの要素もあるしねえ」という若干苦しい言い訳をしつつ、ダンガリーシャツを購入してみたのでした。定番だし、何にでも合いそうという計算もありまして。
しかし、結果は見事玉砕。私が着ると、「ナチュラル」ではなく、単なる「自然な人」になってしまったんですね。ジーンズやチノパンと合わせると、作業着みたいになってしまうし、花柄のスカートを合わせると野暮ったい。
結局、こりゃ私には手に負えないということで、放り出したのですが、あれは結局どうすればよかったのか、当時のリベンジと、今、ダンガリーのコーディネートにお悩みの皆さんのお役立ちを兼ねて、Pinterestでダンガリーのファッション画像を拾ってきました。 “dungaree” だけではサンプルが少なかったので、 “denim” で検索してヒットした、薄い色のデニムの画像も含んでいます。
(※2014年7月追記:Pinterestの画像が表示されなくなったため、文字のみのリンクとさせていただきました。クリックすると、該当の画像があるPinterestのページに飛びます)
まずは、マキシのチュールスカートと合わせたお姫様のようなコーディネート。これは文句なしにかわいいです。強烈に着る場面を選びそうですが…。
全身ペールトーンだと落ち着かないという方は、ボトムに濃色を持ってくるといいかもしれません。最近の気分としては、ビビッド系の色がしっくりきます。チェリーピンクや、コーラルピンク当たりの色は、ダンガリーの薄い青と相性がいいみたいですね。
青とは反対色にあたるイエローとも相性がよいようです。特に緑寄りのビビッドな黄色だと、新しい感じがします。
同系色の紺色もおすすめ。ダンガリーを黒や紺と組み合わせると、ハードな印象になりがちですが、レース素材をとりいれると、女子らしさが損なわれません。
これは黒いボトムとの間に、グレーのカットソーをはさみこんで、バランスをとったお洒落上級者編。ビビッドなピンクのパンプスも、アクセントとして効いています。
ということで、外さないダンガリーのコーディネートのポイントは、
・素材感が対照的なレースやオーガンジーなどの素材と合わせる
・ビビッドな色を取り入れる
ということではないかという結論に至ったのですが、いかがでしょうか?タンスの中にダンガリーを眠らせている皆さんのお役に立てましたら幸いです。